一番効果的な防寒対策ということで…
屋外メダカのNV BOX22に、ポリ袋を巻いて口を閉じるだけの越冬を実践してみました。
その結果をご紹介いたします。
NV BOX22にポリ袋をかぶせてメダカの越冬開始!
12月を目前に、最低気温が急激に下がってきました。

すでに越冬準備に入った容器もありますが、これからの容器でリポートいたします。
12月9日

10匹の楊貴妃の入ったNV BOX22に新水を張り、ポリ袋をかぶせました。

水温差を比較できるよう、ポリ袋をかぶせないNV BOX22を横に置いています。
同じ新水を張った2つの容器の水温。

すでに0.2℃の差が、まあ、誤差の範疇ですね。
ポリ袋の口を閉じました。

ぼんやりとではありますが、ポリ袋ごしにメダカが見えるので安心。

これから春先にかけて、無事に越冬してくれることを祈ります。
注意
こちらはウォーターポピーの水鉢

この鉢のメダカたちは、1ヶ月前からほとんど姿を見せていません。

つまり、メダカが越冬モードに入るのは、もっと早かった可能性があるということ!
越冬準備の「開始時期」については、ここでの内容はあまり参考になりません。
12月10日


2つの容器の水温差は1.1℃。


メダカにとってこの差は、かなり大きいのではないでしょうか。
2つの容器の最低水温も確認してみました。
ポリ袋をかぶせていない容器


ポリ袋をかぶせた容器


最低水温には1.7℃もの差が。



急激な水温低下の影響を受けやすいメダカにとって、1.7℃も水温低下を抑えられた意味は大きいと思うよ!
楊貴妃たちは皆元気です。


12月26日


越冬を始めて2週間以上が経ちました。
昼頃から太陽がのぞき、気温もやや上昇傾向。


水温も10℃以上に。


隣の容器の水温は10.2℃でした。


隣の容器には、柿の葉を入れてみました。
ポリ袋をかぶせた容器は、相変わらずこの状態


少し気温が上がったせいか、ポリ袋ごしに泳いでいる姿が見えました。


ポリ袋の口をほどいて、楊貴妃たちを覗いてみることに。
12月9日から餌を与えていなのに、10匹すべて元気そう。


かすかに餌を与えてみました
㊟越冬中の給餌について、賛否両論なのでご注意ください
1月1日


最低気温の低い日が続くようです。


相変わらず2つの容器を並べています。


ポリ袋をした容器の水温が、隣の容器の水温を2.3℃も上回っていました。


午前7時47分で、ベランダに光が差し込んでいるのも大きいかもしれません。
2月7日


この日、福岡市では年に数回の大雪でした。


ポリ袋をかぶせた容器の水温は、隣の容器とくらべ1.3℃上回る状況でした。


さらにその隣に、発泡スチロール箱に水を張っておきました。


発泡スチロール箱の水温は2.5℃。


3つの容器の中で一番冷えているのが発泡スチロール箱と、ちょっと意外な結果でした。
2月8日


案の定、ポリ袋なしの容器は水が凍結していました。


しかし、ポリ袋をかぶせた容器の水は凍結していません。


じっと動かないものの、メダカたちも無事です。
このとき、2つの容器の水温がこちら


ポリ袋をかぶせた容器の水温の方が、0.5℃上回わる状況。



その水温差以上に、一番冷え込む朝方のメダカへの負担を軽減できた効果は大きいと思うよ!
3月2日


今冬も峠を越えた感じ。


まだ冷え込む日もあるでしょうが、最高気温が10℃を下回ることはなさそう。
水温は18℃とかなり上昇。


メダカたちが活発に泳ぎ始めたところで、この容器の越冬は終了。


3ヵ月ほど水替えなし・足し水だけの状態だったので、完全にグリーンウォーター化してますね。
無事に越冬したメダカたちを動画でご覧ください
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【最後に】NV BOX22の屋外メダカを「ポリ袋」で越冬してみた
NV BOX22のポリ袋での越冬、メダカにまったく問題ありませんでした。
ポリ袋をかぶせていない容器とくらべ、ほとんどのシーンで水温1℃以上を上回るパフォーマンスを発揮してくれました。



ポリ袋をかぶせるだけで、水温にこれほどの差が生じるなら、ほんとに儲けものだよね!
来季の冬も「ポリ袋」を越冬対策のベースにしようと思います!