屋外メダカの水草、冬場に枯れてしまわないか心配ですよね。
その点、越冬を繰り返し、何年も育つウォーターバコパはコスパ的にも最強!
この水草が寒さにどれほど強いか、越冬状況をご紹介いたします。
屋外メダカにおすすめ水草「ウォーターバコパ」とは?
ビオトープなど、メダカの屋外飼育で重宝するウォーターバコパ。
茎を伸ばして成長する有茎草です。


夏場は、葉がもっと肉厚で、紫色の小さな花を咲かすよ!
原産地はアメリカ南部で、何年にもわったって成長する「多年草」です。
- 一年草:寿命が1年ほどで終わってしまう
- 多年草:寿命が1年を超えて長く続く
ポットに植えて沈めておくだけ、肥料も与えずにグングン育ちます。





水底に根を張りながら、水面を超えて葉を伸ばす「抽水植物」の一種だよ!
細かい赤玉土もこぼれて散らばりません
赤玉土は水が濁るのでソイルを使ってます
ウォーターバコパは、常緑の水草です。


そんな「ウォーターバコパ」について、冬場の状況を詳しくお伝えいたします。
春先にかけてウォーターバコパの越冬状況
ウォーターバコパの水鉢を置いているのは、マンションのベランダ。


北北東に位置するため、直射日光が差し込むのは、早朝の2~3時間程度。
ポット植えしたウォーターバコパを、水量7Lほどの水鉢に沈めています。





鉢に土を敷いて植えるより、ポット植えして、それを沈めた方が管理が楽だよ!
3年ほど前から育成していますが、肥料らしきものを与えた記憶がありません。


メダカと一緒なら肥料など不要と思われます。



エサの残留物やメダカのフンが、養分になっているはずだよ!
水草の3大栄養素について詳しくはこちら



では、ウォーターバコパの越冬状況をお伝えしますね!
11月19日


水温11.2℃。


まだ寒くありません。
ウォーターバコパは青々としています。


12月15日


水温が10℃を切るように。


赤茶色になった葉はあるものの、枯れる様子はありません。


1月11日


気温3.6℃。


水温2.6℃


凍結しそうで、屋外メダカが心配になってきました。
ウォーターバコパは、12月の状態とほぼ変わっていない様子。


メダカたちは底に潜って、ほとんど姿を見せません。
2月6日


ここ2日ほど、福岡も雪が降っています。


ついに水面が凍結!


氷が張った状態で水温1.8℃。


水面から出た葉は、こんな状況…


翌日の朝も凍結しました。



さすがに、いつ枯れてもおかしくない状況だよね…
3月2日


水温18.3℃と、ここ数日は暖かい日が続いてます。


冬の寒さを耐え忍んだメダカたち。


元気そうで何よりです。
ウォーターバコパも、わりと青々とした状態。





ウォーターバコパは、とりわけ肥料も必要とせず、暑さ・寒さに強い本当にタフな水草だよ!
ビオトープなど、メダカの屋外飼育の水草なら、ウォーターバコパは圧倒的におすすめ!



もう少し温かくなるまで、リポートを続けてみようと思います!