メダカの水を良好にキープしてくれる「ろ過装置」
その中でも人気なのが、ロカボ一イという投げ込み式のフィルター。
このロカボーイの水質浄化能力を、簡単にアップできる方法があるのでご紹介いたします。
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メダカのろ過装置に「ロカボーイ」がおすすめ3つの理由
ロカボーイ、メダカ界隈でも人気ですね。
左かららんちゅう水槽ろ過石、ろ過ボーイ、2番目ろ過石、ろ過ボーイ
— バカボン生き物大好き (@Ajo9ZTP7FjiVi9f) March 5, 2019
これはまだ何もいません3番目ろ過石
流木、4番目バクテリア🦠石、流木
エアーのみ5番目ろ過ボーイ、ろ過石
流木あと2つは赤玉土、ろ過ボーイ
産卵するようになったらまだ増やして
行きます(*≧∀≦*)また後程動画撮影します🌿メダカ pic.twitter.com/GMo2sLDj4w
皆様今日もお疲れ様でした
— ネキ (@NEKEI0203) February 11, 2020
今日は遅番だったので、出勤前にチビ水槽の水変えと水草とメダカを7㍑水槽から30㎝水槽にお引っ越ししました
ろ過ボーイを2分岐で2つ入れてますが、フィルターのストックが無かったのでひとつは無しで回してます(;´∀`)
とりあえず我が家の水槽は3つに落ち着きました(笑) pic.twitter.com/a88rtEnNKF
これまでの熱帯魚飼育で色々な「ろ過装置」を使ってきました。
- 底面フィルター
- 上部フィルター
- 壁掛けフィルター
- 外部フィルター
しかし、メダカ用であれば、3つの理由からロカボーイがおすすめ。
- たっぷり酸素を供給できる
- ガラス蓋を隙間なく置ける
- メダカが吸い込まれる心配が少なめ
水質浄化力をアップする方法の前に、少し補足説明させてください。
1.メダカにたっぷり酸素を供給できる
「ロカボーイ」はエアリフト式。
空気が浮き上がる力を利用して、水を循環させるタイプだよ!
エアリフト式のろ過装置には、別にエアーポンプが必要です。
ちなみに「GEX AIR PUMP」のエアー吐出口は2つ。
エアーチューブを分岐すれば、いくつもの水槽にエアーを送れます。
GEXの45cm水槽(35L)が4つほどなら、このエアーポンプ1台で十分です。
追記
奥行き30cmなので、省スペース化できます。
縦に並べると60cm・90cm用のライトがぴったり。
アクアリウム LEDライト(タイマー付き)
※ガラスフタはカインズで購入した方が安いです
バックスクリーン(黒)
ロカボーイ(Mサイズ)
上記で揃えると、すべてがピッタリです。(わたしのメダカ水槽のセット)
「ロカボーイ」はエアリフト式なので、ろ過装置としての効果を発揮しつつ、酸素もたっぷり供給してくれます。
ブクブク出てくる空気が水面を揺らすことで、酸素が水中に溶け込むよ!
水を良好にキープしつつ、メダカを酸欠のリスクから一気に開放してくれます。
追記
水流が強すぎるときは、こちらで調整できます
2.ガラス蓋を隙間なく置ける
メダカに酸素を供給するために、水面を揺らせばゆらすほど、室内に湿気が充満しがち。
湿気でジメッとした部屋は、好ましいものではありません。
ロカボーイをフチ有り水槽に設置するとき、四隅の穴にエアーチューブを通すだけ。
この状態であれば、ほぼ隙間なくガラス蓋を置けます。
ブクブクによる水の飛び散りなどを防ぎ、室内の湿気も軽減してくれます。
ヒーターの線なんかも、隙間が空かないよう上手く収納できるといいんだけどね…
3.メダカが吸い込まれる心配が少なめ
ロカボーイの吸水口は側面と底面にあります。
稚魚でもない限り、この隙間にメダカが吸い込まれる心配は少ないしょう。
エアリフト式だらか、モーターでぐんぐん吸い込むわけでもないしね!
とはいえ、付属のフィルターがセットされた状態では、上部に隙間が空いているので注意してください。
ろ過能力をアップさせる際、この隙間をなくすことも可能です。
吸水口よりも小さな稚魚でもない限り、メダカがロカボーイに吸い込まれる心配は少なめだよ!
お伝えするのは、このような「ロカボーイ」の水質浄化能力を、簡単にアップさせる方法です。
ロカボーイの水質浄化能力をアップさせる全手順
ろ過の方式には3つがあります。
- 物理ろ過:ウールマットなどでゴミや汚れをこし取る
- 化学ろ過:活性炭などで悪臭や汚れを吸着
- 生物ろ過:ろ材にバクテリアを付着させアンモニアなどの毒素を軽減
これからお伝えするのは、「生物ろ過」の能力をアップさせる方法です。
ただし、すべてのろ過方式に応用できる方法だよ!
必要なもの
ロカボーイは、下層(ろ材を入れる箇所)と上層(白いフィルターの箇所)に分かれます。
45cm水槽(35L)なら、ロカボーイのMサイズで十分です。
下層と上層が、爪で引っかかって合体しているような構造。
その爪の部分を少し押してから引き離すと、簡単に取り外せます。
白いフィルターの中には活性炭が。
悪臭や汚れを吸着してくれる活性炭は、バクテリアによる「生物ろ過」が発揮される以前に重宝します。
水質浄化してくれるバクテリアがきちんと働きだすと、活性炭が不要になるケースがほとんど
より多くのバクテリアが付着できるよう、この活性炭の詰まった白いフィルターの代わりに「ろ材」をセットしていきます。
注意点
これから水槽を立ち上げるのであれば、しばらくの間、付属の白いフィルターをセットしていた方が無難
すでにバクテリアが付着した「ろ材」をお持ちであれば、そちらをセットするのがおすすめ。
すべてのろ材にバクテリアが付着していなかったとしても、ほんの少しバクテリアの付着したろ材を混ぜればいいよ!
ろ材(石)が入っている下層の白いフタを外して、ろ材を出します。
ピンセットなど先の鋭いもので網目に引っ掛けて、少したわませると簡単に外れます。
このろ材(石)の代わりに、バクテリアがより付着できる能力の高い「ろ材」をセットすることで、生物ろ過の能力を高められるよ!
代わりにセットするろ材がこちら
お値段高めですが、表面が崩れてザラザラと粒をまき散らすことなく、球状でとても扱いやすいです。
メダカにとってより良い水をつくりたいとき、まず投資すべきはろ材・ろ過装置だと思うよ!
バクテリアがより付着できるろ材(スーパーチビボール)と交換します。
※あなたがお持ちの、より能力の高いろ材を詰めてください
底面の吸水口からメダカが吸い込まれるのが心配なら、ここにウールマットを詰め込んでみるといいかも!
フタを閉めます。
ぎゅっと圧縮して詰められるよう、ウールマットを水に浸します。
ロカボーイに詰めやすいよう、ウールマットを小さめにちぎっておいてください。
ロカボーイの中に、エアーを通すための白い筒のような部品があります。
この白い筒はカチッと固定できるような部品ではないので、指で上手に押さえながら、ちぎったウールマットを詰め込んでください。
側面の吸水口を塞ぐように詰め込むと、メダカが入り込む心配がなくなります。
ここにも「ろ材」を詰め込みます。
白い筒の中に「ろ材」が落ち込むと取り出しづらいので、ウールマットで塞いでおくといいです。
※ろ材を詰め込むときだけ
再び、上層と下層を合体させて作業は終了。
側面から見た感じ
ちなみに、下の画像にある白い部品の取り付けを忘れないように注意してください。
取り付けていないと、大きなエアーがボコボコ出て、おかしなことになりますので…。
少し話がそれましたが、これで生物ろ過の能力をアップさせたロカボーイの完成です。
【最後に】ロカボーイを5分でパワーアップする方法
ロカボーイのろ過能力をアップする方法、目的によって色々と応用可能です。
たとえば、水中のゴミや汚れを物理的にグングンこし取りたいときは、ウールマットを多く詰め込むなど。
あなたの目的に応じて、ろ材や活性炭、ウールマットなど、詰め込むものを上手に使い分けてください!
一連の流れを動画でもご覧いただけます