屋外メダカの水草、冬は枯れてしまわないか気になります。
特に「マツモ」は丈夫で育てやすいと言われますが、わたしの印象はその真逆。
そんなマツモが越冬して、来春も成長してくれるか、状況をリポートいたします。
マツモがすぐに溶けてしまう…
マツモの育成に難しさを感じている方、わたしだけではないようです。


水道水での水換えは、たとえカルキ抜きしていても、うまく育ってくれない感じ
メダカの飼育水を使うようにして、わりと成長してくれるようになりました。
メダカの容器に入れておくのが、やはり一番お手軽な育成方法かもしれません。


そこで気になるのが、マツモはちゃんと越冬できるのか?



冬芽さえつくれば越冬可能という情報を見かけるんだけど、肝心な「冬芽」の画像が見当たらないんだよね…
マツモの冬芽の画像
色々と調べてみたのですが、おそらくこれだが「冬芽」だと思われます


12月に入って、マツモの容器で発見しました。
通常のマツモと並べてみると、その違いは明らか。


冬芽らしきものは、茶色っぽく葉がギュッと詰まった感じ。



冬芽になれると、冬を越せて来春も成長できるそうだよ!
ちなみに、日当たりが良すぎるなど、極端な水温上昇があるような環境では、うまく冬芽をつくれないのだとか。
わたしの場合、マンションのベランダで、極端に水温上昇するような環境ではありません。


そういった点もふまえ、冬場のマツモの状況をリポートいたします。
マツモはちゃんと越冬できるか?春先に再び成長できるか?
冬場から春先にかけて、マツモの状況をリポートいたします。
11月7日


11月上旬、マツモはいたって元気です。


ちなみに、住まいは福岡県。
水から取り出しても、葉がボロボロ崩れたりしません。


12月9日


午前8時で水温6.8℃と、かなり冷え込んできました。
かなり茶色く変色してきた感じ。


水から取り出してみると、脆くなっています。


ちょうどこの時期、別の容器で「冬芽」を発見。


12月19日


少し前に、コンディションの良いマツモだけを、ガラス鉢に寄り分けました。


水温4.3℃。


枯れる様子もなく、良いコンディションです。


冬場になって、ほぼ枯れてしまったようなマツモもあれば、あまり変わらないマツモもあります。



このあたりが、マツモ育成に難しさを感じる点なんだよね
12月23日


夕方近くで水温7.6℃。


横見で確認すると、うっすら茶色く溶けかかった葉が見られます。


しかし、全体的にまだまだ元気そう。


冬芽については、すでにご紹介した1本限り、他には発見できていません。
1月1日


新年初日はわりと暖かい一日でした。


とはいえ、枯れて散ったような葉が目立ってきました。




しかし、冬芽は以前と変わりない様子。




この1つの他に、冬芽ができないのが気になるところではあります。
2月4日


昨晩、少し雪が降ったみたいです。


水温低下も著しい状況。


マツモの先端が茶色くなっています。


これが「冬芽」になるんだと思われますが…。



でも、冬芽と呼べそうなのは、すでにご紹介した1本だけなんだよね
2月8日


水の表面が凍結しました。


しかし、氷の下のマツモは、これまでと変わりない様子。


3月2日


とても温かい一日でした。


マツモを取り出して観察してみます。


上が取り出したマツモ。


下の「冬芽」にくらべ、葉の密度が多くありません。



結局、ほとんどのマツモが冬芽にならず、3月になっちゃいました…
春先にかけて、マツモの状況をリポートしていきます!
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