メダカや卵のネット販売、一番の悩みどころはその発送方法。
- どの配送サービスを選べばいいのか?
- 専用の封筒や箱はあるのか?
- 品名に「メダカの卵」と書いていいのか?
さらにはヤフオクやBASEなど、独自ルールで頭の中はゴチャゴチャに。
今回、メダカの卵を「ゆうパケット」で発送したので、一連の流れをご紹介いたします。
BASEの「ゆうパケット」なら配送料がお得!
メダカの発送で利用したのは「ゆうパック」ではなく「ゆうパケット」
いずれも日本郵便の配送サービスで混同しがちなため、ざっくり違いを認識してください。
- ゆうパック:重さ25kgまで
- ゆうパケット:重さ1kgまで
重さ1kg以内の小さな荷物を送るのに適した配送サービスが「ゆうパケット」だよ!
ただし、今回利用したのはBASEの「ゆうパケット」です。
- 一般的な「ゆうパケット」
- BASEの「ゆうパケット」
BASEの「ゆうパケット」とは、BASEが日本郵便と提携した独自の「ゆうパケット」だよ!
この2つの「ゆうパケット」で、大きく異なるのが配送料(2025年1月時点)
荷物の厚さ ※1 | 一般的な「ゆうパケット」 | BASEの「ゆうパケット」 |
1cm以内 | 250円 ※2 | 290円 |
2cm以内 | 310円 | |
3cm以内 | 360円 |
※1 ゆうパケットは荷物の厚さ(箱で送るならその厚さ)で料金が異なる
※2 距離にかかわらず配送料は全国一律
厚さ1㎝超なら、一般的な「ゆうパケット」より、BASEの方がお得になります。
厚さが3㎝を超える荷物は「ゆうパケット」で送れないよ!
BASEの「ゆうパケット」の諸条件
BASEの「ゆうパケット」について、その他の諸条件も見てみましょう
- 梱包する箱や封筒
- サイズや重さ
- 荷物を発送できる場所
- メダカや卵の発送可否
- 荷物の受け取り方法
- 配達日や配達時間帯の指定
- 土曜・日曜・休日の配送
- お届け日数
・梱包する箱や封筒
一般的な「ゆうパケット」と同様、BASEの「ゆうパケット」も、荷物を梱包するのは箱でも封筒でもかまいません。
専用の箱・封筒もないから、任意のものでかまわないよ!
ただし、次にご説明する「サイズ」には十分注意してください。
・サイズや重さ
「サイズ」や「重さ」の条件も、一般的な「ゆうパケット」と同様です。
重さが1kgを超えたり、厚さが3㎝を超えたりすると、「ゆうパケット」は利用できません。
・荷物を発送できる場所
荷物を発送できる場所は以下のとおり。
一般的な「ゆうパケット」
- 郵便局の窓口
- 郵便ポスト
BASEの「ゆうパケット」
- 郵便局の窓口
- ローソンなど
BASEで発行されたQRコードを読み込む端末は、郵便局やローソンに置いてあるよ!
この点については、以降で詳しくご説明します。
・メダカや卵の発送可否
郵便局の「お客様サービス相談センター」に確認してみました。
※0120-23-28-86(固定電話から) 0570-046-666(携帯電話から)
そこで説明されたのは、メダカや卵の発送について「ゆうパック(重さ25kgまで)」に準じた内容。
その結果「ゆうパケット」でメダカや卵を発送できるとのこと。
ただし、「他の荷物に損害を及ぼすおそれがないもの」といった条件付きです。
水漏れには絶対注意だね!
死着保証がないことにも注意してください。
追記
2025年3月31日をもって、「ゆうパケット」での爬虫類の発送はNGに。
配送サービスにおける条件は、常に変更されています。
メダカ関連の情報には、常にアンテナを張っておかないといけないね!
メダカや卵の配送条件に変更があった場合、当記事で追記させていただきます。
・荷物の受け取り方法
購入いただいたメダカ・卵は、お客さんのポストへ届けられます。
配達員さんの手渡しではないので注意してください。
メダカや卵を購入いただいたお客さんには、ポストに届くことを重々伝えていた方がいいね!
・配達日や配達時間帯の指定
配達日や配達時間帯の指定はできません。
メダカや卵が届くおおよその予定日は、お客さんに伝えておくべきだね!
・土曜・日曜・休日の配送
手紙やハガキは、土曜・日曜・休日は配達してくれません。
それに対し「ゆうパケット」は、土曜・日曜・休日も配達してくれます。
最寄りの郵便局が開いているかどうかは別の話だよ
・お届け日数
窓口で荷物を発送してから、2日~3日での到着が一般的です。
たとえば、2月6日に窓口で発送したとすると、到着は2月8~9日。
離島からの発送、離島への配達は、もう少し日数がかかるみたいだよ
商品の届け先がわかると、お届け日数を詳しく確認できます
お届け日数を調べる(郵便局)
福岡市から北海道旭川市で確認したところ、福岡市の郵便局から、旭川市の郵便局への到着は翌々日(2日後)でした。
以上、BASEの「ゆうパケット」における諸条件でした。
- 梱包する箱や封筒
任意の箱や封筒でOK - サイズや重さ
重さ1kg以内、厚さ3㎝以内はOK - 荷物を発送できる場所
郵便窓口やローソンなど - メダカや卵の発送可否
メダカ・卵は発送できる - 荷物の受け取り方法
お客さんのポストに届く - 配達日や配達時間帯の指定
どちらも不可 - 土曜・日曜・休日の配送
土曜・日曜・休日も配達してくれる - お届け日数
発送してから2~3日で到着
BASEの「ゆうパケット」は発送作業が楽!
一般的な「ゆうパケット」とくらべ、BASEの「ゆうパケット」は2つの点で発送作業が楽です。
- 支払い手続き不要
- 手書き不要
それぞれ見てみましょう。
1.支払い手続き不要
一般的な「ゆうパケット」は、郵便窓口での現金支払いなど、いずれかの方法で支払い手続きを済ませなければなりません。
それに対し、BASEの「ゆうパケット」は、商品を購入したお客さんが支払った金額から、配送料が自動で差し引かれます。
だから、荷物を発送するとき、郵便窓口での支払いなど不要だよ!
ただし、注意点が1つ。
BASEで立ち上げたネットショップは、お客さんが支払った金額から、BASEの手数料が差し引かれます。
その残金が「ゆうパケット」の配送料である290円に満たないと、BASEの「ゆうパケット」は利用できません。
たとえば、以下のようなケース
300円(商品の金額)-58円(BASEの手数料)=242円 < 290円
➝ BASEの「ゆうパケット」は利用できない
そうなった場合、一般的な「ゆうパケット」で発送すればOKだよ!
BASEの「ゆうパケット」なら、郵便窓口での現金支払いなど不要です。
2.手書き不要
一般的な「ゆうパケット」で発送する場合、「専用あて名シール」への手書きが通常です。
※専用あて名シールとは、郵便窓口でもらえる送り状のシール
このシールにお届け先の住所などを記入することで「送り状」になるよ!
それに対し、BASEの「ゆうパケット」は手書き不要。
「ゆうプリタッチ」が、送り先の住所などを印字して、プリントアウトにしてくれるから。
「ゆうプリタッチ」とは、郵便局に設置されている専用プリンタ。
BASEから発行されたQRコードを「ゆうプリタッチ」で読み込むことで、シールになった送り状がプリントアウトされるよ!
BASEの「ゆうパケット」について、ざっくり知っていただいたところで、メダカの卵を発送したときの詳細をご紹介します。
BASEの「ゆうパケット」で郵便窓口からメダカの卵を発送してみた!
BASEの「ゆうパック」での発送は3ステップ。
- 荷物を梱包する
- BASEでQRコードを発行する
- 送り状をプリントアウトする
では、実際に発送してみたのでご紹介いたします。
ステップ1:荷物を梱包する
発送したのは、寒さの厳しい1月。
メダカの卵を30mlのタレビンに入れ、アルミ保温シートで包みました。
万が一の水漏れに備え、ジップロックの中へ。
タレビンやアルミ保温シートは百均での購入がおすすめ!
長形3号で送りました。
いわゆる事務用封筒ですね。
サイズ的に問題なければ、「ゆうパック」は普通の封筒や箱でかまわないよ!
長形3号なら、ジップロックに入れた30mlタレビンが余裕で入ります。
封筒が大きすぎないので、輸送中にタレビンが揺れ動くなどして、卵への負担は少なそう。
最後にセロテープでフタをして梱包完了。
ステップ2:BASEでQRコードを発行する
購入された商品の「QRコード」を発行します。
「ゆうプリタッチ」で送り状をプリントアウトするため!
パソコン画面での説明になります
商品が購入されると、管理画面の「注文管理」が以下のように表示されます。
「注文管理」をクリック。
「未対応」と表示されているのが、発送待ちの商品
「ゆうパケット」で発送するので、日本郵便の「発送準備」をクリック。
BASEの「ゆうパケット」を利用するには、「かんたん発送」という拡張機能をインストールする必要があるよ!
BASEの拡張機能について詳しくはこちら
送り状の作成に必要な、各項目を入力していきます。
自らの氏名・住所を購入者に知られたくない場合、60円多く支払うことで匿名配送にできます。
「確認に進む」で送り状の内容を確認。
「発送コードを発行する」をクリック。
発送コードが「QRコード」になってるよ!
商品を送るための情報が「QRコード」になりました。
「ゆうぷりタッチ」で読み込む必要があるので、このQRコードをスマホで表示できる状態にしておきます。
ここまでの操作をパソコンで行った場合、スマホのカメラでQRコードを撮影しておくと、郵便局ですぐに開けるよ!
ステップ3:送り状をプリントアウトする
郵便局に行くと「ゆうぷりタッチ」が置いてあります。
BASEの「QRコード」をスマホなどで表示。
「ゆうぷりタッチ」のカメラで読み込みます。
読み込みが完了すると、青く点灯するので目安にしてください。
送り状が印刷されました。
サイズ感はこんな感じ。
送り状が貼れないほど、小さな封筒・箱はNGね!
送り状はシールになっています。
一番下の紙を剥がして、封筒や箱に貼り付けます。
それを知らずに失敗したので、窓口で貼り直してもらったため、送り状を貼った封筒を撮影できませんでした。
失敗するのが不安であれば、送り状のシールを剥がさず、プリントアウトされたまま荷物と一緒に窓口に出せばOK!
これでメダカの卵を発送できました。
配達状況の確認方法
郵便窓口で荷物を受け付けてもらうと、「e発送サービス受付確認票」を手渡してくれます。
「簡単引受」に記載される数字を、個別番号検索することで配達状況を確認可能です。
今、荷物がどこにあるのか、ざっくりと知ることができます。
商品を発送したあとBASEで「発送済み」にする方法
この作業を済ませておかないと、BASEから「商品発送の準備はできていますか?」のメールが何度も届きます。
発送していない商品があると、BASE管理画面の「注文管理」が以下のように表示されます。
「注文管理」をクリック。
購入された商品一覧に「未対応」の商品があります。
発送を済ませた「未対応」の商品をクリック。
「選択した商品を発送済みにする」をクリック。
購入者へのメール内容を入力し、「発送済みにする」をクリック。
メッセージテンプレートで、メールの内容を簡単に入力できます。
「未対応」だった購入商品が、「対応済」に変更されると完了です。
\ amazonセール開催中!/
【最後に】メダカの卵をBASEの「ゆうパケット」で送ってみた
少し長くなりましたが、一つ一つの作業はとても簡単。
あなたも、BASEで立ち上げたメダカショップで卵を販売して、「ゆうパケット」で発送してみてください。
BASEの「ゆうパケット」を利用するには、「かんたん発送」という拡張機能をインストールしてね!
BASEのメダカショップ立ち上げ方法など、詳しくはこちら