屋外のメダカ容器に、雨水を入れたくない!
急激な水温・水質変化で、メダカが不調をきたしかねないから。
雨対策として、すだれ・波板・スポンジなど色々ありますが、一番簡単で安全な方法をご紹介いたします。
※マンションのベランダで実践済みの対策
大量の雨水で産卵ストップ
雨水は水質が酸性だったり、空気中の汚染物質が含まれていたりするため注意が必要です。

冬場の雨水は、気温より「数度低い」ことも
メダカが昇天しないまでも、大量の雨水で産卵ストップなんてよくある話。
急激な水温・水質変化をまねくメダカへの雨水、しっかり対策したいところですね。
必要なのは「雨水を入れない」対策
メダカの雨対策として、水を溢れさせない対策があります。



メダカが流れ出ちゃうもんね
例えば、スポンジによる方法


こんなのも
(百均セリアで購入)

確かに、このような対策で、メダカが流れ出るのは防げます。



でも、雨水が入ることを前提とした対策だから、急激な水温・水質変化は防げないんだよね…
ということで、それ以前に雨水を入れない対策が求められるのです。
メダカ容器にポリ袋をかぶせるだけ!
雨水を入れない対策として、効果抜群の方法がこちら





メダカ容器にポリ袋をかぶせるだけ!
「雨がやばいな!」と思った瞬間かぶせられるよう、常にこの状態です。





不要なときは、ポリ袋をまくり上げられるので、夏場の暑さも気にならないよ!
冬場はプチ「ビニールハウス」状態です。
線状降水帯が発生した後のメダカ容器
この雨対策がどれほど効果的か、線状降水帯が発生した、とある一日をリポートいたします。


お昼時というのに、外は薄暗い感じ。


昨晩から線状降水帯が発生し、いまだ降り続いている状況。


昼過ぎにかけて雨は弱まると思いきや、再び線状降水帯が発生。


そんな状況の中、メダカ容器への雨水の侵入、しっかりと防いでくれてます。


ポリ袋の上に溜まった雨の重み、それほど軽くはないでしょうが…


ポリ袋が破れたり、結び目がほどけたりすることなく、雨水をしっかりストップ。
再び、線状降水帯が発生し、外はこんな状態に。


57mm/hの物凄い雨ですね。


ポリ袋の口をゆるめていましたが…


閉じなすことに…


ということで、こんな状態になりながらも…


線状降水帯による大雨を、乗り切ることができました。
溜まった雨水は、ポリ袋をつまんで持ち上げると、すぐに払いのけられます。





こんな感じで、簡単に雨対策できるよ!
ポリ袋のセッティング方法
まずは、容器のサイズに応じたポリ袋を準備。





厚手で「低密度ポリエチレン」の袋がおすすめ!
低密度ポリエチレンとは?
柔軟性、透明性、耐衝撃性、耐薬品性、電気絶縁性に優れるポリエチレンの一種
あとは、容器にかぶせるだけ


サイズの目安としては、
- 60Lタライ ➝ 120Lのポリ袋
- NV BOX22 ➝ 90Lのポリ袋
- NV BOX22 ➝ 45Lのポリ袋
※画像のタライはカインズで購入
ポリ袋の口を閉じるのに、洗濯バサミを利用するとさらに楽。


メダカ容器へのセッティング方法でした。
この雨対策のメリットと注意点
メダカ容器への雨水を防ぐのに、「波板」による対策も考えられます。



でも、風が強い場所では、吹き飛ばされちゃうかも…
特に、マンションなど高層階となると、とんでもない事故につながりかねません。
その点、ポリ袋をかぶせるだけなら、吹き飛ばされたとしても安心。


雨が「ヤバイ!」と思った瞬間、対策できるのもいいです。
冬場は「温室効果」も期待できるため、年中このような状態


ただし、この雨対策は、軒下などではない完全屋外では不向きかもしれません。



メダカ容器を置いているのは、ベランダの手すり壁側なので、わりと雨が降り込む状況で実践済みではあるんだけど…
ポリ袋の上に溜まる雨水が一定量を超えると、何かしら不都合が生じてしまうかも。


以上、ポリ袋での雨における、メリットと注意点でした。
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【最後に】メダカの雨対策に効果抜群!一番簡単で安全な方法
ビオトープなど、観賞重視であれば、ポリ袋が見た目を損なうかもしれません。
ただし、メダカの繁殖となると、雨対策は必須と思われます。



メダカ容器に「雨を入れない」ことが大切だね!