ここ最近の夏の暑さ、本当にヤバイですよね。
福岡県でも、40℃近くをあちこちで観測。
そんな状況もあって、ざっくり数値で知っておきたかったのが、容器の色の違いによる水温差。
確かめてみたので、その結果をシェアいたします。
NV BOX13の白(透明)・黒の容器で確かめてみた
実験を開始したのは8月14日の昼過ぎ。

線状降水帯のあと、少し涼しくなってこの状況

NV BOX13の白(透明)・黒に、汲んだばかりの水道水を張りました。

2つの容器ともに、水温28.6℃からスタート。

あえて、黒の容器には白の水温計、白(透明)の容器には黒の水温計をセットしたよ!
場所は、北北東に位置するマンションのベランダ。


直射日光が差し込むのは早朝の2~3時間ほどで、今は日陰の状況。



海辺なんで、わりと風も吹くよ
ざっくりランダムに、水温を記録してみます。
8月15日(11時ごろ)


直射日光が差し込む時間帯は過ぎ、日陰の状況です。


白の容器の水温が31.1℃なのに対し、黒の容器は33.3℃。





2℃以上の水温差だね!
8月15日(15時ごろ)


だいぶ日陰になった印象。


白の容器の水温が28.9℃なのに対し、黒の容器は28.8℃。





逆に、白の容器の水温が0.1℃高くなったよ
なぜ、このような結果になったのかは不明ですね。
8月16日(7時ごろ)


直射日光が差し込む時間帯。


天気は快晴。


白の容器の水温が27.7℃なのに対し、黒の容器は27.9℃。





ここから水温差が開いてきそうだね
8月16日(12時ごろ)


直射日光が差し込む時間帯は過ぎました。


白の容器の水温が30.1℃なのに対し、黒の容器は31.3℃。





昨日の11時には、2℃以上も差がついていたのに、今日は1.2℃の差だね
8月16日(15時ごろ)


白の容器の水温が29.5℃なのに対し、黒の容器は29.8℃。





お昼ごろまでに開いた水温差が、徐々に縮まっているのがわかるね!
8月17日(8時ごろ)


快晴続き。


白の容器の水温が30.1℃なのに対し、黒の容器は31.2℃。


8月18日(8時ごろ)


白の容器の水温が28.8℃なのに対し、黒の容器は29.4℃。


8月18日(10時ごろ)


白の容器の水温が30.7℃なのに対し、黒の容器は32.7℃。





水温差のピークは、やっぱり2℃ほど
結果による考察
白・黒の容器の、水温差を決定づけるのは「直射日光」でした。
- 黒=熱を吸収しやすい ➝ 熱くなりやすい
- 白=熱を反射しやすい ➝ 熱くなりにくい
と、あくまで予想の範囲内ではあったものの…



直射日光が差さなければ、白・黒の容器で、ほとんど水温差がないことを数値で確認できたよ!
2つの容器の水温差は、最大で2℃ほどでした。
ただし、あくまで一日の内、数時間しか直射日光が差さないベランダでの結果。



常に炎天下にさらされるような環境では、2℃を優に超えるような水温差になったんじゃないかなぁ
30℃越えの水温で、さらに2℃超の水温差となると、夏場のメダカの水温対策として、容器の色は無視できない要素ではないでしょうか。



容器の色を選ぶとき、基準となるのは「メダカの色」だと思うけど、夏場は「水温」のことも頭に入れておきたいね!
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【最後に】容器の色で水温はどのくらい違う?
地球温暖化といわれる昨今、今後ますます夏場の気温上昇が予想されます。



人もメダカも、寒さ対策なら色々あるけど、暑さ対策の選択肢って実はそれほど多くないんだよね…
夏場のメダカの水温対策に、容器の色は無視できない要素ですね。