水槽に浮かべて、メダカの卵・稚魚を隔離できるケース。
購入前、以下のような点が不安でした。
- 水槽に浮かべたときのサイズ感は?
- きちんと水が流入して鮮度を保てるか?
- 生まれたての針子が通り抜けてしまわないか?
- ミジンコなども隔離できるか?
針子(メダカの稚魚)がケースを通り抜けてしまうと、親魚に食べられたり、他品種のメダカと混じったりして大惨事に。
GEXの卵・稚魚の隔離ケースを、実際に試したのでレビューします。
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水槽の中に浮かべて稚魚を隔離できるGEX「育てるお守りケース」
メダカの卵・稚魚を浮かべて隔離できるグッズは色々あります。
たとえば、百均セリアの隔離ネット
良い商品なんですが、針子をしばらく育てるには、ちょっと手狭すぎるんですよね。
続いてわけぷか。
NV BOX22にぴったりで良さげながら、お値段高め・Amazonだと送料もかかるようです。
ということで、購入したのはGEXの育てるお守りケース。
「プラケース」「発泡スチロール」と実にシンプルな商品。
黒い発泡スチロールを、プラケースにはめ込むだけで完成!
このような隔離ケースを、色々な視点で試してみました。
水が流入して隔離ケース内の水の鮮度を保てるか?
2箇所のメッシュ部分は、目が細かくて頑丈そう。
水に浮かべたとき、水中に沈むメッシュ部分は1cmほど。
メッシュ部分から水はしっかり流入します。
ただし、コケなどが生えると通水性が悪くなりそう。
生まれたての針子が通り抜けないよう、メッシュが細かいのは仕方ないか…
メッシュは黒い枠でしっかり固定されているので、タワシなどでゴシゴシ洗っても大丈夫そう。
以前、隔離ケースを自作しようと試みましたが、メッシュ部分をつくるのが、どうしても上手くいきませんでした。
追記
メッシュ部分をタワシでごしごし洗ってみました
頑丈なつくりで長く使えそうです。
追記
ケース自体はプラスチックなので、タワシでこすると傷が付きやすいかも。
この商品の圧倒的メリットは、水槽に浮かべたとき透明でケースの内側が見やすい点。
メッシュ部分以外は、激落ちくんで洗うようにしました。
水槽に浮かべたときのサイズ感は?
30cmのキューブ水槽に浮かべてみました。
キューブ水槽の内法幅は29cmで、隔離ケースを横向きに2つ並べて浮かべることはできなかったよ
隔離ケースが縦向きなら、2つ並べて浮かべることができます。
生まれたての針子は通り抜けてしまわないか?
水槽に浮かべた隔離ケースの中で、針子を卵から孵化させてみました。
メダカの卵がこちら
産卵床を隔離ケースへ。
水に沈んだメッシュ部分から、針子が通り抜けてしまうとアウト!
2日後、卵から針子が無事に孵化しました。
3日間はエサを与える必要がないため、隔離ケースの中で3日ほど過ごしてもらいました。
隔離ケースを通り抜けることもなく、元気に泳ぎ回ってますね
隔離ケースを傾けて、針子をメッシュ部分に一瞬だけのせてみました。(ゴメンね!)
明らかにメッシュの網目の方が細かいです。
GEXの育てるお守りケースなら、生まれたての針子が親魚に食べられたり、他品種のメダカと混じったりする大惨事は防げそう。
これで屋内水槽でのブリーディングも安心!
ミジンコの隔離ケースとしても使えるか?
タマミジンコの成体(全長1mmほど)で実験。
メダカの活餌の代表格である「ミジンコ」は年中ストックしたいところ。
とはいえ、ミジンコは寒さに弱いため、冬場は屋内飼育が必須となります。
ミジンコ専用の水槽を設置するとなると、
- 限られたスペースがさらに手狭になる
- ライトやヒーターが別途必要になる
- そのぶん電気代も上昇する
メダカ水槽に浮かべて「ミジンコ繁殖」できるメリットは計り知れません。
水槽に浮かべた隔離ケースにタマミジンコを入れてみました。
メッシュ部分から、通り抜けることはありませんでした。
全長1mmほどのタマミジンコよりも、メッシュの方が明らかに細かいです。
さらに、2日ほど隔離ケースで経過観察。
水槽内をくまなく確認しましたが、脱出ミジンコは見当たりませんでした。
さらに隔離ケース内で、産まれたての幼生(0.3mmほど)も増殖していましたが、メッシュを通り抜けた気配はありませんでした。
やりようによっては、メダカを飼っている水槽で「ミジンコ繁殖」もできそうだよね!
追記
【まとめ】メダカ卵・稚魚の隔離ケースを試してみた
GEXの「育てるお守りケース」なら、メダカの稚魚はもちろん、ミジンコもばっちり隔離できます。
限られた屋内スペースを有効活用するために、この隔離ケースをさらに2つ買い足しました。
隔離ケースのメッシュの細かさを、動画でご視聴いただけます
今回レビューした隔離ケースはこちら
隔離ケースでミジンコ繁殖を試してみました