やさしい扱いを求められるメダカの赤ちゃん。
親メダカなどに食べられるリスクを考えると、移動もやむなし。
そこでメダカの稚魚の移し方~水合わせの方法をご紹介いたします。
30mlスポイトで移動
ついさっき、小皿で産まれたメダカの赤ちゃん。

引っ越し先はNV BOX13に浮かべた隔離ケース。

その前段階として、別の小皿に移していくよ!
30mlスポイトを使用します。





レンゲやオワンで水ごとすくい取る方法もあるけど、小さな容器だと難しいんだよね…
別の小皿を準備しておきました。


スポイトで針子を押しつぶしてしまわないよう、そっと近づけ…


やさしく吸い取ります。





吸い取ってすぐに、スポイトをちょっとだけ反対に傾けてやると、針子が出てしまわないよ!
一旦、別のお皿に移ってもらいます。




これで小皿への移動完了。
引っ越し先の水で水合わせ
針子の引っ越し先はNV BOX13に浮かべた隔離ケース。


針子の引っ越し時に、意識すべきポイントは2つ
- 急激な水温変化を生じさせない
- 急激な水質変化を生じさせない
それぞれ手順を踏んでいきます。
1.急激な水温変化を生じさせない
小皿の水温と、移動先の水温を合わせるために、20分ほど移動先の容器に浮かべておきました。





今回、屋内から屋外への移動だから、特に水温変化には気をつけたいところ!
引っ越ししたのは、まだまだ暑さの続く8月下旬。


2.急激な水質変化を生じさせない
次に、急激な水質変化を避けるため、引っ越し先の水に少しずつ慣れてもらいます。
引っ越し先の水をスポイトで吸い取り…


吸い取った水を針子の小皿に排出。


小皿に注いだ水の量は、小皿に入っている水の1/3程度。



水質が大きく変化するのは、異なる水を針子の小皿に注ぐときだよ!
針子に変わった様子は見られません。





移動先の水に少しずつ慣れてもらうために、10分ほど待って同じことを繰り返すよ!
移動先の水を最初と同じくらい吸い取って…


針子の小皿へ。


10分ほど待ちます。
移動先の水を吸い取って…


針子の小皿へ注いで、また10分ほど待ちます。


針子に問題は見られません。


これで水合わせは完了。



小皿の水の半分が、移動先の水になったよ
小皿をひっくり返して、移動先の隔離ケースに移ってもらいます。





元の水(小皿の水)を移動先に入れたくない場合、針子をスポイトで吸い取るなどして移してあげるといいよ!
しばらく経って様子見したところ、針子ちゃんはピンピンでした。


以上、産まれたてメダカの稚魚の移し方~水合わせの方法でした。
針子を引っ越しするときは、この2つを意識してみてください。
- 急激な水温変化を生じさせない
- 急激な水質変化を生じさせない
\ ただ今、amazonセール開催中!/
【最後に】産まれたてメダカの稚魚の移し方~水合わせの方法
今回、移動先の水を3回に分けて、10分間隔で水合わせしました。
もっと丁寧にやるなら、引っ越し先の水を3回以上に分けて注いだり、待ち時間を長くしたりするのもありですね。



ただし、あまりに時間をかけすぎて、酸欠状態などで逆に針子が弱ってしまわないよう気をつけて!
普段の水替えも同じような手順なので、ぜひご参考ください。